物語ブログ【ひびろぐ】

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

当たり前ではないことを改めて思う必要はある。

f:id:touou:20190223203419j:plain

 

人が生まれる確率って見たこともない数字なのでしょう。

 

その途方もない確率から生まれた数多くの人で成っているのが、今の世界。

何十億という人々が、それぞれ途方もない確率で生まれてきた。

 

今だけでなく過去も含めれば。

人類が誕生したときまで遡れば。

それはもう、ものすごい数字がはじき出される。

 

その中で、この国に生まれる確率。

共に生きる年代に生まれる確率。

男に生まれる確率。

女に生まれる確率。

すれ違う確率。

目が合う確率。

言葉を交わす確率。

友達になる確率。

付き合う確率。

結婚する確率。

 

私たちは確率の世界で生きている。

 

当たり前のようなことは、どれも奇跡的な確率の下で起こっている。

 

良いことばかりではない。

悪いことだって起こる。

その確率も、きっとすごい数字なのだろう。

 

すべての物事を愛そうとは言わないし、愛そうとも思わない。

すべての物事を大切にとは言わないし、大切にできない。

すべての物事には縁があるとは言わないし、思えない。

 

それでも私たちは確率の世界で生きている。

 

確率の世界に生まれたのなら。

1%でも可能性があることを諦めたくない。

本気で求めるものならば、諦める必要はない。

 

1%って低い確率だけど。

これまで挙げた確率に比べれば、少しだけ簡単なように思える。

 

私たちは確率の世界で生きている。

生まれた時点から確率の世界で生きている。

 

どんなに小さな願いでも、どんなに大きな夢でも。

0も100もない。

 

私たちが生きている確率の世界は、きっとそういう世界なんだ。

 

だから私たちは願う。

 

だから私たちは夢見る。

 

私たちは諦めないから。