ひびろぐ

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

誰かに期待するより自分に期待したい。

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期待しすぎるとあとが辛いよ、って。

どこからか声がする。

 

まあ、確かに否定はできない。

大抵のことはそうだから。

 

でも、たまに、そうじゃないときがある。

上げに上げたハードルを越えてくるときがある。

だから、期待することをやめられない。

 

なんだかんだ言って。

ああでもない、こうでもない、と考える時間は楽しい。

 

予想を上回ることもあれば下回ることもあって。

死角からドンッと心を揺さぶられることもある。

 

だから、やめられない。

痛いのに、どこか気持ちいいから。

 

何度裏切られても、やめられない。

これ以上は、って思えない。

 

どうしても期待してしまう。

いくつになってもやめられない。

ワクワクが止まらない。

 

暗転してスクリーンが浮かび上がる。

 

コーラとポップコーンは、予告がいくつも流れるときにほとんどなくなる。

あれもこれもと目星をつけながら。

 

とうとうはじまる。

 

期待するなというほうが無理。

期待はするよ。

お金払っているから。

 

ワクワクする。

これからなにがはじまるのか。

 

期待を超えるなにかがあっても。

期待しすぎて裏切られても。

 

もう期待しない、なんて言えない。

 

映画を観終わったとき、また思うのだろう。

また思い出すのだろう。

 

ノーモア映画泥棒、と。